酸素濃度計 G-103

通信機能搭載、多様な酸素測定に最適な酸素計です。

FAQ一覧

測定について

減圧あるいは加圧でも使用可能ですか?

減圧でも加圧でも測定できません。大気圧のみの測定になります。
減圧状態では、減圧によって、ワグニットの隔膜が引っ張られてしまい、隔膜のシワや破れを生じさせる原因になります。
加圧状態の場合では、加圧によって、隔膜とカソードが密着してしまい、隔膜とカソードの間の電解液層が圧迫されて出力が低くなることがあります。
したがって、上記のような支障を避けるためにも、大気圧のみの測定、としております。

ガス温度70~80℃の場合の測定のノウハウを教えてください。

ガス取入口の手前で内径φ1mm程度、長さ3m以上の銅管をつなぎ、その中にガスを通すと放熱されます。
この方法で室温程度に温度を下げてから測定してください。
また、ガスの温度を下げても、O2濃度は変わりません。

G-103にポンプを付けたいのですが、流量はどれくらいが良いですか?

200~1,000mL/minの一定流量で、出口を開放にし圧力がかからないようにして送り込んでください。
ポンプはハウジング(センサー部)の手前に設置してください。

G-103は可燃性ガスの影響はありますか?

可燃性ガスの影響は受けません。しかし、CO2ガスなどの水に溶け込んだ時に酸性を示すガスの影響は受けてしまい、低濃度側で指示値が高めに出てしまいます。

G-103の妨害ガスとしては、以下のものがあります。
・酸化性物質 …F2、Cl2、Br2、I2、ClO2、SO3、N2O4、O3等
・還元性物質 …SO2、H2
・強酸性物質 …HCl、NO
・金と反応する物…HCN

製品全般に関するお問い合わせ
電話問い合わせ

【受付時間】
(月~金・祝日) 8:45~17:20

メール問い合わせ