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【販売終了】残存酸素計パックマスター RO-103S/パックキーパー RO-103KS
よくご質問をいただく内容について、下記に掲載していますのでご参照ください。
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缶オープナー(KO-1)は直径45~155mmまでの缶サイズに適応しています。測定する缶の形状が合うかわからない場合は、テスト器をお試しいただくか、サンプルを送っていただいて弊社で測定させていただきます。缶オープナーを使って測定する場合、オプション(別売)の「加・減圧用サンプラー(S-2)」が必要です。
なお、缶オープナー、加・減圧用サンプラーともに、パックマスターでのみ使用できます。パックキーパーでは使用できません。
パックマスターのオプション(別売)の「DO測定装置(MA-300)」を使用して、DO測定が可能です。詳しくは、DO測定装置について をご参照ください。
なお、パックキーパーではDO測定装置を使用できないため、測定できません。
液体中の溶存酸素(DO)は、パックマスターのオプション(別売)「DO測定装置(MA-300)」を使用して測定できますが、炭酸飲料水に関しては、酸素の飽和値が水と違うため、DOの絶対値は測ることができません。飽和率のみの測定になりますので、DO値は参考値としてお考えください。
また、パックマスターはガルバニ式酸素センサーであり、CO2(炭酸)が含まれている炭酸水の測定は、ワグニット(WA-BRM5)の寿命を短くさせてしまいます。また、炭酸水を撹拌させる際にガスが気泡となって発生し、ワグニットの先端にあたることによって数値が安定しないことからも、測定はお勧めしておりません。
弊社のお勧めは、パックマスターと「加・減圧用サンプラー(S-2)」を使用した手動での測定です。ポーションカップなどの容器が固いことによって吸引時に減圧状態となり、ポンプに負担がかかり劣化速度を速めていると考えます。そのため、手動で吸引排出を行うことをお勧めします。
どうしても自動吸引で測定したい場合は、吸引時にポンプに負担がかからないよう容器の側面を指で押して常圧の状態を保つようにしてください。また、かつおぶしパックを測定して、ハウジング内を窒素置換すると吸引時間が短縮されるため、ポンプへのダメージは緩和されます。
ただし、あくまでも自動吸引での測定はあまりお勧めできません。
続けて測定する場合、毎回測定ごとに大気を吸引する必要はありません。続けて、注射針を刺して測定キーを押して測定してください。連続して測定をした方がスピーディに効率よく測定できます。
続けて測定しない場合は、測定後大気を吸引してその後電源を切ってください。
アンモニアは塩基性ガスなので、指示値に影響なく測定ができます。
パックマスターで、オプション(別売)の加・減圧用サンプラー(型式:S-2)を使用することで、常圧に戻して測定が可能です。詳細は 加減圧用サンプラーについて をご参照ください。減圧だけでなく、加圧のパッケージでも測定が可能です。(ただし、パックキーパーでは、加・減圧用サンプラーを使用できないため、減圧のサンプルの測定はできません。)
もし内部が加圧・減圧のサンプルを測定する場合で加・減圧用サンプラーを使わないと、加圧サンプルの場合は、ワグニットの隔膜に圧力が加わり破損させてしまったり、吸引ポンプを破損させてしまう可能性があり、また、サンプルに針を刺した瞬間に、サンプルガスが一瞬で排出されてしまうため、測定ができなくなる場合があります。
減圧の場合は、サンプルに針を刺した瞬間に排出側から大気を吸引してしまい、正確な測定ができなくなってしまいます。
標準の針よりも太い針はありません。
ペットボトルのヘッドスペースの酸素濃度を測るには、パックマスターのオプション(別売)の「オープナー(KO-X1)」(ペットボトル用)があります。付属している専用の注射針を使用しての測定となります。
加・減圧用サンプラー(S-2)を使う理由は、本体排気口からの外気の吸い込みにより数値が高くなってしまうためです。加・減圧用サンプラーを取り付けないと、内蔵のポンプでは吸引力が弱いため、ガス採集硝子管内部の水圧(水面に戻ろうと引っ張られる力)で本体の排気口から外気を吸い込んでしまいます。
加・減圧用サンプラーを取り付けることで、これがストッパーとなって排気口からの外気の吸い込みを防ぐことができます。もし自動吸引で測定をしてしまうと水を吸ってしまい本体の故障につながります。
測定できます。パックマスター、パックキーパーの測定範囲は0~25%O2です。
大気を測定したときの値がずれる原因は、ワグニットと温度センサーの温度のずれによる温度補償誤差が原因です。判断基準のめやすとして、20.7~21.1%O2以内であれば問題ありません。
この場合、ゼロ点は変動していませんので、低濃度のO2を測定する場合ほとんど指示値に影響することはありません。したがって、大気を測定したときの値が多少変動しても問題になりません。
スパン校正は、1日1回、測定前に行ってください。
ゼロ校正および0リセットは、日常的に行う必要はありません。ワグニットを交換した後や、測定値が異常なときに行ってください。
ゼロ校正は、校正用の窒素ガスを用いて、指示値を0%O2に調整します。0リセットは、校正用の窒素ガスがない場合に、本体の電気的なゼロ点を調整する操作です。
詳細は、校正の種類と方法 をご参照ください。
表示画面の左下に「AUTO」が表示されていない場合は、手動測定モードになっていますので、「MODE」キーを長押しして自動測定モードに切り替えてください。表示画面に「AUTO」が表示されます。
パックキーパーには手動測定モードはありませんので、「AUTO」表示の切り替えはありません。
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